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単なる主人公の苦悩の話というわけじゃない!映画「ワンダー 君は太陽」あらすじ感想

2020 5/25
劇場公開日 2018年6月15日
2017年製作/113分/G/アメリカ
原題:Wonder
配給:キノフィルムズ
目次

映画「ワンダー 君は太陽」

この映画、かなり泣けます。オギーという生まれつき人と違う顔を持つ男の子の苦悩の話?もちろんその話がメインではありますが、その周囲の人たち、家族や友達の話にも感動します。

今回はそんな感動作「ワンダー 君は太陽」について書いていきます。少しネタバレを含みますがぜひ気になった方は実際に観てほしい映画です。

あらすじ

ごく普通の10歳の少年オギーは、生まれつきの障がいにより、人とは違う顔をもっていた。幼い頃からずっと母イザベルと自宅学習をしてきた彼は、小学5年生になって初めて学校へ通うことに。はじめのうちは同級生たちからじろじろ眺められたり避けられたりするオギーだったが、オギーの行動によって同級生たちは少しずつ変わっていく。

https://eiga.com/movie/88159/

感想

主人公の顔のインパクトがすごい…、いじめられる系の映画かな、絶対泣けるな…と最初予告を見た時はそんな印象を受けました。実際、かなり泣けます。しかし、感動できるのは主人公オギーの話だけじゃないんです。オギーの周りの家族や友達の苦悩の話が細かく丁寧に描かれており、それぞれが悩みを抱えて悩んでいる様子、それを解決しようと前進する様子に心打たれます。

弟オギーが障害を持つがゆえに両親にかまってもらえない姉、ヴィアのエピソードは特に感動です。

みんな”普通”だからみんな同じように悩みを抱えているんです。オギーが人と違うのは顔だけ。理科が得意で勇気があって、心優しいオギーも”普通”の子なんです。大事なのは外見じゃなくて中身。みんなそう思っていると思いますが、この映画を観ると特にそうだなと思わされます。

クラスの生徒にはいじめる存在、関わりたくないと傍観するもの、その傍ら友達になりたいと思っている存在もいる。現実の学校でもそういう存在に分かれてますよね。そんな中いじめられながらも諦めず周りを変えていくオギーはまさに太陽のようです。

感動ものは好きでよく観ますが、この作品は嗚咽が出るくらい号泣。特殊メイクもすごいですよね。「ルーム」に出ていたあの男のことは同一人物とは思えず、最初は驚きました。

愛情あふれるこの作品、最高の映画です!

脚本・演出

登場人物・キャスト

  • オーガスト(オギー)・プルマン – ジェイコブ・トレンブレイ…生まれつき人と違う顔を持つ少年。
  • イザベル・プルマン – ジュリア・ロバーツ…オギーの母親。
  • ネート・プルマン – オーウェン・ウィルソン… オギーの父親。
  • トゥシュマン先生 – マンディ・パティンキン…校長。
  • ブラウン先生 – ダヴィード・ディグス… 英語教師。
  • オリヴィア(ヴィア)・プルマン – イザベラ・ヴィドヴィッチ…オギーの姉。
  • ミランダ – ダニエル・ローズ・ラッセル…ヴィアの親友。
  • ジャスティン – ナジ・ジーター
  • ジャック・ウィル – ノア・ジュープ
  • サマー – ミリー・デイヴィス
  • ジュリアン – ブライス・ガイザー
  • シャーロット – エル・マッキノン
  • ジュリアンの母親 – クリスタル・ロウ
  • ミセス・プルマン – ソニア・ブラガ: イザベルの母親。オギーとヴィアの祖母。
  • ペトーサ先生 – アリ・リーバート
  • マイルズ – カイル・ハリソン・ブライトコフ
  • ヘンリー – ジェームズ・ヒューズ
  • エイモス – タイ・コンシリオ

製作スタッフ

監督スティーブン・チョボスキー
脚本ジャック・ソーン
スティーヴン・コンラッド
スティーブン・チョボスキー
原作R・J・パラシオ『ワンダー』(ほるぷ出版)
製作デヴィッド・ホバーマン
トッド・リーバーマン

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